薩摩の国に住む方からお芋が届いた。さっそく石焼き芋にして、お昼に出した。もちおは小さく細いお芋を一本食べて寝室へ戻った。ジューサーで絞ったコップ一杯のジュースとカレー二匙、小さなさつまいもでお腹がいっぱいになる。それでもふつうの食事が食べられるようになったのは本当にありがたい。一時期は野菜ジュースを目の細かい茶こしで濾して飲んでいた。
しばらくして午後に飲む錠剤一式と芋の乗った皿を持って寝室へ様子を見にいった。ipadでネットを見ている。わたしは芋を半分に割って「食べたかったらいってね」とつたえて、芋を食べながら「このお芋、なると金時っていうんだよ」といった。
「へえ。さつまいもって、薩摩から来るんだろうね」
「そうだよ。このお芋も薩摩から来たんだよ。鹿児島から送って下さったんだもの」
「え!そうなの?」
もちおは眺めていた芋が知人からのお見舞いだと知るとすぐさま芋を手に取った。
「さっきのも、そう?」
「そうだよ。鹿児島のお芋をいろいろ詰合せて送って下さったの」
「そうか…」
もちおはせっせと芋の皮を剥いて、いつのまにか残りの芋をぜんぶ食べてしまった。
さつまいもとお見舞いの品には力がある。わたしも「芋食ってげんきだすぞ」と思った。でもそろそろさつまいもの季節は終わりね。
今日はこれからAmazonの段ボールをまとめて縛る予定。
*1:これは近所で買ったさつまいも。