おやすみ掃除機 電気いらずで家中使えるじゅうたんタービーが超優秀
戦前の主婦の暮らしを描いたおばあさんの知恵袋を読み返していたら、畳の時代に洋行帰りの夫が絨毯を買って来たという話があった。掃除機のない時代、絨毯の手入れはたいへんだった。「絨毯はたいへん重く、雪の日に表へひっくり返して裏から踏み、叩いて埃を出してから乾かしました。のちにフクバホーキというものが出てとても便利になりました」と書いてあった。...
View Article子供のいる女、夏休みにディズニーランドへいった子供
近所のヨガ教室に通っていたときのこと。個人経営の小さな教室で、主宰者の講師とサブの講師のクラスがあり、参加する前に予約の電話を入れることになっていた。わたしは主宰者にひかれて入会したんだけれど、時間の都合でサブの方に参加する回数が多かった。...
View Articleレアジョブ会長に「LGBT差別を許容する余地はないですよ」といいたい
アメリカ帰りの加藤智久さんという英会話教材会社の会長さんが、自由の国アメリカをおかしな方向に解釈しているのを読んだ。*1会長職ともなると率直に意見してくれる人が減るのかな。この人は嫌悪感を抱くことと差別することの違い、思想の自由と偏見を容認することの違いがわかっていないんじゃないかと思う。*2 おばちゃん × おばちゃん +...
View Articleおばちゃん経験値を稼ぐ
甥介の初運動会を観に行った。甥介の幼稚園はわたしにとって角銅くんと出会った場所であり、かおりちゃんと出会った場所であり、キリスト教と出会った場所でもある。美しい白い素朴な教会の尖塔には白い十字架があって、兄と弟にはさまれていた幼いわたしは登園する朝ごとに「神さま、妹をおあたえください」と祈りつづけた。二年目の秋にほんとうに妹が生まれ、神は祈りを聞き届けてくださると思った。神はその後さらに血の繋がらな...
View Article橋が来たら渡るしかない
今日から念願の仕事をする。 同業者のブログやHPをみて、経歴の華々しさにひえーと思う。ブログやHP自体がもう華々しい。わたしの経歴はパッとしない。これまでの人生にパッとしたところがない。でもおもしろい人生であった。そしてわたしに売りがあるとすれば、それはわたしに替わるキャラがほかにいなさそうだということだ。わたしをおもしろがってくれる人に、わたしなりにやるしかない。...
View Article初屋台とんこつラーメン
生まれて初めて屋台でラーメンを食べた。550円。安い。でもちゃんとしたラーメンだった。まわりはみんな飲んでいる。でもおばちゃんは笑顔で「おつかれさま」とお冷を出してくれた。かえって申し訳なくなってウーロン茶を頼んだ。150円。モツ煮も頼んだ。300円。なにこれいいの、この値段で?...
View Article自分の弱さを盾に取る人 スーザン・フォワード 「となりの脅迫者」
「みやきち日記」のid:miyakichiさんがありがちな性犯罪者の自称「性暴力について考えるうえで大事な資料」なる犯罪手記を読んで思ったことで紹介していたスーザン・フォワードの「となりの脅迫者」のサンプルをkindleで読んでいる。...
View Article結婚記念日雑感
13年前の今日結婚した。もちおは若くしてわたしをすきになってしまったので、世の中にはほかにも魅力的な女性が大勢いると気がついたらがっかりするべなと思っていた。「ぼくは、この世にたった一つというめずらしい花を持ってるつもりだった。ところが、じつは、あたりまえのバラの花を、一つ持ってるきりだった。・・・ぼくはこれじゃ、えらい王さまなんかになれようがない・・・・・・」...
View Article小室友里先生が語る「3回のデートでベッドインするテクニック」は有効か
恋愛工学徒でありながらなぜか憎みきれないろくでなしであるid:hideyoshi1537が「女くどき飯」的なまとめを書いていた。わたしは食事をご馳走してもらうのは相互に個人的なやりとりのある相手でないかぎりは糊口をしのぐ余地のないほど貧しいときだと思っているので、「店の問題かよ」とつっこみたくなるが、「そうか、店の問題なんだな」と思う本を最近読んだので紹介したい。...
View Article身体症状にあらわれるストレス 夏樹静子「椅子が怖い」①
「となりの脅迫者」のサンプル部分を読み終えた。サンプルだけで4章さわりまで読めて、小冊子以上のボリュームがあった。「ほんとうにまだサンプル?」とamazonの履歴をなんどか確かめにいったほどだった。紙の本で買いたい。 さて、今日は自分の弱さを盾に取る人 スーザン・フォワード...
View Article身体症状にあらわれるストレス 夏樹静子「椅子が怖い」②
前回は喉の違和感から耳鼻科へいって、芋づる式に婦人科へ、そして心療内科へ紹介された話をした。今日はそのクリニックの待合室で知った夏樹静子の「椅子がこわい」という本を紹介したいと思う。kutabirehateko.hateblo.jp...
View Articleid:kuroihikariさんへ
id:kuroihikariさんへ 読者登録していらっしゃるようなのでご覧になることと存じます。今朝あなたがわたしの記事を何か引用されているという通知が来ていました。わたしはエントリーを読んでいません。でもタイトルから夏樹静子さんの本を思い出したのでそのことを書いてみました。参考になればと思います。...
View Article身体症状にあらわれるストレス 夏樹静子「椅子が怖い」③
かつてわたしは精神科、心療内科といえば気分の落ち込みや睡眠障害、摂食障害などの問題を治療するところとしてイメージしていた。でも「心療内科を訪ねて」から顎関節症、高血圧、脱毛なども精神疾患がひきがねになっている場合があることを知った。そして夏樹静子さんの場合、それは腰痛という形であらわれた。こういったことはもちろん一般常識として知っていたけれど、それまでどこか他人事として考えていた。でもよく考えてみる...
View Articleモテテクはマウンティングアイテムを手に入れる技術
これまでモテについて調べてきたけど実体はパートナーシップじゃなくマウンティングの道具だとわかってうんざりした、という話です。...
View Article「据え膳食わぬは男の恥」 それはあなたのお膳?
4年間ずっと同ゼミ生の女の子と恋人未満の関係を続けてきた後輩が先日「ついに宅飲み誘われたんすよ(笑)」と調子づいていたのに後日談も何も教えてくれなくて、女の子の方のTwitter覗いたら「無害な奴だと思ってたのに目の色変えてきて幻滅した」と呟いてあって、あまりの救われなさに泣いた — 秋菜↻ (@ev_Akina) 2015, 10月...
View Article「青春りっしんべん」が炎上しなかった時代
今回は少なくとも建前上は日本の世相はかわったなと思った一曲の歌を紹介します。 「男は女を襲うのが男らしく、女性はそれを当然のものとして受け入れるべきだ」ということに大半の人が疑問を持たなかった時代がある。爆風スランプの歌で、いまリリースしたら間違いなく炎上してヤフーニュースに載っただろうと思う歌がある。...
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