夫を亡くしてセブ島に留学することになった その15 ニール・セダカ女子との遭遇
セブに来てから長年の悪癖であった朝寝の習慣を改めたんですが、遅寝の習慣はそのままだったのでついに今日は早退して夕方まで寝込んでしまいました。セブは現在0時、明日のためにももう眠るところなんですが、今日は講師と約束があるので更新してから寝ます。...
View Article夫を亡くしてセブ島に留学することになった その16 通学鞄の中身
通学鞄に入れているもの。結構重い。何か減らせないかといつも思う。 上段左から右へ・学校で買ったテキスト 400ペソ※約800円 Besic を注文したらIntermediate が来て、結局両方買った。現在 午前中のマンツーマンレッスンで Basic...
View Article夫を亡くしてセブ島に留学することになった その17 HERO
英語の勉強と三度の食事が楽しみで早起きを続けてきましたが、生活の組織化が追い付かないため夜更かしがやめられず、無理が祟って持病の腎臓病が悪化したのか血尿に混じって血の塊が出てきた。疲れたり風邪をひいたりショックなことがあったりすると血尿はよくあるんですけど、血の塊を見てぎょっとした。...
View Article夫を亡くしてセブ島に留学することになった その18 セブワノの薦め
留学二度目の日曜日。来週末はボランティア活動があり、再来週末には帰国するので観光するなら今日しかない。3Dアカデミー森田社長から「セブ島へ来たからには一日ぐらい青い空と青い海を見てはどうか。シャングリラがおすすめ」といわれてその気になったが根が出不精なわたしと倹約家かつご近所散策至上主義の母は今日も学校回りを散策して一日を終えた。というわけで、本日もセブシティ華やかゾーンは出てこない。そして長い。ま...
View Articleはてなハイク終了のお知らせという残酷な宣言
labo.hatenastaff.comはてなハイクが終わったら生きていけない。 といいたいところだけれど、もちおが死んでも生きていけるんだからはてなハイクがなくなっても生きていける。でもはてなハイクがなくなるということは2009年からの人生の記録がまるまるなくなるということで、それはもちおをもう一度失うに等しく、あまりの仕打ちに嗚咽も出ない。 わたしはいま04年からのもちおの...
View Article夫を亡くしてセブ島に留学することになった その19 帰らざる白物衣類とフェアトレードについて
シャワーだけの暮らしが想像以上にきつくて到着後まもなくバケツと電気ポットを買った。T'say Hotelはシャワーからしか湯がでない。そしてシャワーヘッドがない。つまりバケツに湯を張ることができない。まあ出ても湯はたいていぬるいので、熱い湯をわかすのに電気ポットが大活躍。確かバケツが1000円、ポットは1500円くらい。これに塩を入れてむくみ対策の足湯をする。毎日母と交代で使っている。...
View Article夫を亡くしてセブ島に留学することになった その20 セブ島食べ歩記
ホテルの近くに唐揚げの屋台があって、EXILEっぽい兄ちゃん数名が交代で店番をしえいる。そばにはいつもおこぼれを狙ってたむろする犬さんたちがいる。美味しそう。ある日値段を聞いたら店番をしていた兄ちゃんは不審げな顔で「5ペソ」といった。1ピース10円。...
View Article夫を亡くしてセブ島に留学することになった その21 学費と生活費
USBの充電器が壊れたので地元の電気屋で買った。1400円くらいしたけど背に腹は代えられない。電圧が違うのか、電化製品はちょいちょい壊れる。しかしこちらのスタッフから借りたドライヤーが壊れたのは解せない。どうなってんだ。 睡眠深度をはかるアプリ Sleep...
View Article夫を亡くしてセブ島に留学することになった その22 授業をさぼって親孝行
瞑想中は呼吸に集中しろといわれるが、息をしていることを意識すると息が苦しくなる。「吐く時間を長く」「胸で息をしない」「深く吐ききる」「新鮮な空気を体の隅々に送る」もうダメだ。考えるだけで胸が苦しい。同じことが英会話にもいえる。 母はセブへ留学してからこれまでラジオ英会話でせっせと覚えた数々のフレーズを分解し、意味を学び始めた。a と the、in と on、have to と can...
View Article夫を亡くしてセブ島に留学することになった その23 外貨用、紙の札入れと朝マック
ペソの管理がややこしいのではぴらきさんのアイデアを拝借して札入れを作った。右から20ペソ、100ペソ、1000ペソ、レシート。500ペソは1000ペソのところに入れる。薄くて軽くて重宝する。コピー用紙の包装紙だと防水でいいと思う。コピー用紙の包装紙って色々使えて大好き。しかし手元にコピー用紙の包装紙はないので、グループレッスンで 課題として True color...
View Article夫を亡くしてセブ島に留学することになった その24 「TOEIC高得点なのにしゃべれない」を脱した話
相変わらずでたらめ英語で中学生レベルの文法をぼちぼち英語で学んでいる。これは「疑問文って推理小説によく出てくるよね!」というのを絵に描いたものです。ちなみに講師のSARAはJ.D.ロブことノーラ・ロバーツのファンなんだってさ。*1SARAは文法を教えるのがとても上手で、こういう先生に中学生時代出会いたかったと思わずにはいられない。しかしわたしは予習復習をしないので当然進捗は遅い。先日スピーキングを教...
View Article夫を亡くしてセブ島に留学することになった その25 ホテル住まいの奇妙な話
不可思議・不思議体験まとめサイト エニグマというオカルト板まとめサイトをときどき見ている。オチのない奇妙な体験談のまとめサイトである。最近広告だらけになって見づらいけれど、かつては淡々とまとめが貼られるだけのシンプルなサイトだった。...
View Article夫を亡くしてセブ島に留学することになった 帰国前日
今夜セブを発つ。パソコンを仕舞ったのでスマホで書いている。セブではほとんど毎日テンパっているか、泣くのをこらえているか、泣いているかのいずれかで過ぎていった。悲しみが癒えることはなかったけれど、毎日三度三度食事をして、人と会って、話して、ホテルから通りを渡って学校へ、食堂へと階段を上り下りして暮らした。「日本に帰ってからどうするの?」と英語で聞かれるたびにもちおのいない寒い部屋が浮かんで泣きそうにな...
View Article一人暮らす
親元を離れて一人暮らしをはじめたとき職場の人から食器をもらった。いかにも昭和の間に合わせ食器で、家で不要になったものをご母堂に聞いてもらってきたのだそうだ。好意はありがたかったが、ずっしりと重い紙袋に気が重くなった。わたしは自分の城を自分のお気に入りのものだけで埋め尽くす気でいたからだ。わたしは子供時代から自分の部屋に強い思い入れがある。好きなものを望むように配置して、四方八方どこもかしこも居心地よ...
View Article語り始めた金
寂しさに耐えかねて話し相手を金で買い、金にモノを言わせて夜の街に居場所を作っている。どんなにお金を積んでも手には入らないものがある。でも、金で手に入る幸もあるのだ。買ってやろうじゃないか。具体的には話し放題のオンライン英会話ネイティブキャンプに入会して南アフリカのシングルマザー講師と話したり、...
View Article筋肉が色々なことを解決する
深夜の行き場ほしさに24時間ジムに入り話し相手ほしさにパーソナルトレーニングを頼んだ。身支度して家から出る自信がなかったので当初は自宅に訪問してくれる習い事を探していたがヒメネーがパーソナルトレーニング推しなのでピアノレッスンよりこっちがいいかと思いヒメネーが推していたデニム風スパッツなら着替えずに運動できることがわかったので...
View Article運動の大きなおまけと、運動でまだ解決しないこと
十代から腎炎を患っており、近年とみに靴下のゴム跡がくっきり、というよりべっこり段差になって刻まれるようになっていた。足が細いのでむくんでいるようには見えないけれど、むくんでいたんだなと痛感する。ところが先日入浴時にふと見たら靴下跡はあるものの、例のべっこり段差状に凹んではいなかった。肌艶もいい。やはり運動はいろいろ解決する。しかし悩みはつきない。それじゃ次は瞑想だと思って瞑想をはじめた。寝転がったま...
View Article岡田斗志夫式モテモテ状態への道
朝日新聞2010年1月23日の「悩みのるつぼ」に「『スキ』のある女しかモテない?」という相談がある。相談者は33歳女性。容姿は人並み以上で仕事もできるが恋人候補の男性があらわれても関係が深まらない。20代で別れた男性からは一様に「君はスキがない、なんとなくかわいくない」といわれた。しかしスキとは何か。結局「セックスできそうだ」ということか。周囲を見るとそういう女性が結婚してもなおモテていて正直うらや...
View Article遅い弔問客
もちおの数少ない友人が連れ立って訪ねてきた。もちおが友人たちと顔を見て話せない仲になって4ヶ月。お悔やみのタイミングとしてはかなり遅いけれど、今でよかったし、今日でよかった。新幹線の距離に住むもちおの友人たちは葬儀を終えてしばらくたった頃「秋に線香をあげたい」と連絡をくれた。その頃のわたしは仕事以外のことは食事も着替えも入浴もできず、遺品と各種書類の山に埋もれて悄然としていた。このままでは先が長くな...
View Article父の言葉
下書きにこんなテキストがあったので加筆修正して完成させました。----------------わたしは夫と出会うまえに、いま思えば分不相応な相手と結婚の約束を交わしていた。 彼とは当時打ち込んでいたある活動で出会った。わたしは世間知らずで、理想に燃えており、彼の人となりや人物評価はすべてその組織内での活動に基づいて判断した。つまり学歴や家柄などに興味がなかった。...
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